2026.01.01
京都のランドマーク、ニデック京都タワーから新年のご挨拶
謹んで新春のお慶びを申し上げます。
旧年中は格別のご厚誼を預かり、誠にありがとうございました。
本年も変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
皆様のご健康とご多幸をお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます。
新年を迎え、皆様良いお正月をお過ごしのことと思います。
2026年1回目の記事は、京の玄関口、JR京都駅の目の前にそびえ立つランドマーク、
「ニデック京都タワー(旧京都タワー)」についてご紹介したいと思います。
ニデック京都タワーは旅行者はもちろん、地元の方々にも愛されて今年で開業60年を迎えました。
皆さんお馴染みの「京都タワー」という名称でしたが2024年に「ニデック京都タワー」と名称変更し、
今後も地域を盛り上げていくことでしょう。
そんなニデック京都タワーですが、タワーができる前は京都中央郵便局がありました。
1953年(昭和28年)に移転が決定後、京都の玄関口とも言えるこの場所に
産業・文化・観光の一大センターを確立しようと「株式会社京都産業観光センター」が設立され、
そのビルの上にタワーが建設されることになりました。
1964年、東海道新幹線が開通し、オリンピック東京大会が開催されたこの年の12月25日に
タワービルが全館竣工。
その3日後の12月28日にタワー展望室が開業しました。
年末の開業にも関わらず、開業日から年明けまで1日約5000人もの来塔者で賑わったそうです。
このニデック京都タワーはしばしば和ろうそくに似ていると例えられることも多いのですが、
実は海のない京都を灯台のように照らし、観光客を迎えるシンボルにと願いを込めて設計されました。
何案もの設計を検討したのち、「古都の玄関を飾るにふさわしい形」ということで現在のデザインに決定しました。
設計したのは、モダニズム建築の巨匠で日本武道館なども手がけた建築家、山田守さんです。
完成当初は「東寺の塔よりも高くなる」と景観論争も巻き起こしました。
白く滑らかなフォルムが特徴のタワーですが、
鉄骨を一切使わず、円筒形の鋼板をつなぎ合わせる「モノコック構造(応力外皮構造)」を日本で初めて採用しました。
これは飛行機や潜水艦のボディと同じ原理で、厚さ12ミリから22ミリの特殊な鋼板を円筒状に溶接し、
筒全体で荷重を支える仕組みです。
当時としては非常に高度な技術であり、この構造によって、滑らかで優美なシルエットが実現しました。
設計安全率は一般の建築物の2倍以上を想定されており、台風や地震にも耐えうる強靭さを証明してきました。
そんなニデック京都タワーでは毎年1月1日に150名限定で、
京都市街で最も高い地上100メートルの展望室から
初日の出を観覧できる「ニデック京都タワー 元旦初のぼり」が開催されます。
毎年11月末ごろに抽選を行っていますが、大人気で当選するのは至難の業だとか。
通常営業は9:00〜ですが、この日は特別に6時30分〜入ることができるそうです。
清水寺や知恩院などの寺院と初日の出のコラボレーションを楽しめるほか、
同タワーのマスコット・たわわちゃんを祀った「たわわちゃん神社」への参拝も可能だそうです。
地上約100メートルの「京の街で一番高い神社」で迎える元旦は、
一年の始まりを鮮やかに彩ってくれることでしょう。
今年の初日の出イベントはすでに終わってしまいましたが、
ぜひ来年のお出かけの参考にしてみてはいかがでしょうか。



















