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お知らせ

2021.06.01
1万株のアジサイが咲く宇治屈指の花の寺「三室戸寺」

先月16日にここ京都は史上最速の速さで梅雨入りしたと気象庁から発表がありました。
昨年は6月10日ごろだったようですので、今年は25日も早く梅雨入りした様子です。
今年は平年より降水量が多くなる見通しで、長雨になりそうです。
そんな雨の季節にぴったりの京都のスポットを紹介したいと思います。

宇治市にある「三室戸寺」別名「あじさい寺」です。
四季折々に咲く花が有名で、5000坪の大庭園に1万株の紫陽花が杉木立の間に咲く様は紫絵巻のようです。
夜のライトアップも行われており、ライトに照らし出された紫陽花はとても幻想的です。
近年「ハート」の形の珍しい紫陽花が咲き、話題にもなりました。

「三室戸寺」の創建は奈良時代(770年)光仁天皇(こうじんてんのう)の勅命によって創建されました。
光仁天皇が幼い頃、毎夜宮中に飛んでくる金の光があり、後年にその原因を探らせたところ宇治川支流である志津川上流の滝つぼで観音像を発見しました。この観音像を祀るために建立されたのがこの「三室戸寺」です。
室町末期に織田信長に焼き討ちにされますが、江戸末期に再興します。
寺院は西国三十三所巡礼の一つでもあり、第10番の札所で、霊場として人々の信仰を集めてきました。
境内には江戸時代再建の本堂や阿弥陀三尊坐像(平安時代)を安置する阿弥陀堂、
江戸時代建立の三重塔などが立ち、また鎌倉時代作という釈迦如来像を安置する宝物殿は、
毎月17日に一般公開されます。
阿弥陀堂、三重塔、鐘楼は京都府指定有形文化財となっています。

境内にはたくさんの花々が植えられ、最も有名なのは紫陽花ですが、
それ以外にもツツジや石楠花、蓮、ハギなどが季節ごとに美しい花を咲かせ
観光客だけでなく、地元の方にも人気のスポットです。

まだまだ続く緊急事態宣言に、なかなか足を運べないと思いますが、
またいつかこの事態が落ち着き、皆が自由に外出できるようになった時には是非とも訪れてみてはいかがでしょうか。

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