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お知らせ

2022.05.01
西陣の絢爛豪華な今宮祭で無病息災祈願

華やかだった桜も散り、晴れ渡った空に新緑が眩しい季節となりました。
朝晩は少し冷えますが、お昼間は暑いくらいの陽気です。
長らく制限されていたまん延防止等重点措置もついに解除され、
少しづつですが各地ではイベントなどが開催され出しました。
京都でも5月は様々な祭礼が各地で行われます。
その中でも今月はかつて「北の今宮、南の祇園」と称されたという今宮祭をご紹介したいと思います。

京都市北区にある今宮神社のその歴史はとても古く、平安建都前より疫神を祀る社があったと言われています。
平安京が都市として栄える一方で、都を何度も脅かす疫病や災厄に悩まされ、
これを鎮めるために各地で盛んに御霊会が営まれました。
この御霊会が今日の今宮祭りの起源であると言われています。
中世に一時衰退した時期があったものの、徳川綱吉の母・桂昌院(お玉さん)により復興され、
今日まで西陣の祭として盛大に執り行われ続けています。

ちなみに、今宮神社の別名が『玉の輿神社』と言われるほど女性で出世を成した桂昌院さん。
初めは玉という八百屋の娘さんだったらしいです。
『玉の輿』という言葉は、このエピソードから誕生した言葉だと言われているんですよ。

毎年5月5日に行われる神幸祭は、御出祭(おいでまつり)とも称され、
御本社から御旅社へと、三基の神輿を中心に、約800名の行列が西陣地域を巡幸します。
きらびやかな剣鉾や、豪華絢爛な牛車、着飾った八乙女が愛らしく舞う様子も見ることができます。
大きさ・重さともに京都一ともいわれる神輿を、総勢100名で舁ぎながらの拝殿降ろしや御旅社への入御など、見所が満載です。

今も昔も疫病が人々の生活を脅かし、その度に戦ってきたのだなと感じます。
今年のお祭りについて開催の有無はまだ発表されておりませんが、
開催となった際には是非、無病息災を祈りつつ玉の輿に乗れるようお願いし、
名物のあぶり餅を堪能してみてはいかがでしょう。

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