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お知らせ

2024.06.01
京都最古の禅寺「建仁寺」

6月に入り、今年も早くも半分が過ぎようとしています。
梅雨入りのニュースが気になるこの頃ですが、
京都では雨の日も各寺院や人気店などへ訪れる観光客が賑わいを見せています。
本日は京都一番の繁華街、祇園四条すぐ近くに佇む建仁寺についてご紹介したいと思います。

観光客で最も賑わう花街、祇園の花見小路の南に位置する建仁寺。
アクセスがよく、賑やかなエリアにありながらも境内に入ると落ち着いた雰囲気に包まれます。

建仁寺は建仁2年(1202年)鎌倉幕府2代目将軍・源頼家が土地を寄進し、栄西禅師を開山として建立されました。
寺名は当時の元号から名付けられたものだそうで、
800年以上の歴史をもつ京都最古と伝わる禅寺です。

応仁の乱による焼失のほか、応永4年(1397年)文明13年(1481年)など
度重なる火災で荒廃しますが、その都度、幕府の援助で復興しました。
臨済宗建仁寺派の大本山であり、
あの高台寺や八坂の塔の法観寺も建仁寺の末寺にあたります。

建仁寺の開山、栄西は宋からお茶の種を持ち帰り、広くお茶を飲む習慣を広めた為「日本の茶祖」ともいわれています。
留学した南宋では禅宗僧侶の規則として、茶礼・点茶・煎茶などの儀式が確立しており、
改めて「茶」の薬効に注目した栄西は、在宋中に「茶」の効用と作法を研究しました。
そして、日本に茶種を持ち帰るとともに「喫茶養生記」を執筆するなど、
効用や栽培方法の普及に勤め、武士や庶民にも茶を飲む習慣を広めたのです。
境内には茶碑が建てられ、その周りに植えられている生垣にはお茶の木が使われているそうです。

また、境内には他にも見どころが満載ですが、最も有名なものは俵屋宗達の最高傑作と伝わる「風神雷神図屏風」です。
誰しも一度は教科書などで見かけたことがあるのではないでしょうか。
建仁寺を象徴する作品で、拝観券やパンフレットの表紙にもなっています。
こちらは国宝のため、現在は京都国立博物館に寄託されており、大書院では高精細デジタル複製をご覧いただけます。

そんな建仁寺では毎月第二日曜日に座禅体験ができる他、写経やお茶会などの体験行事が人気です。
座禅体験「千光会」は無料で参加でき、予約も不要ですので初めての方も気軽にご参加いただけます。
座禅が終わった後はお経を唱和し、お坊様からの法話を聞くことができます。
早朝の7時30分から2時間ほどですので、その後に京都散策を楽しむこともでき、観光客の方をはじめ人気です。

梅雨に入ると京都特有の蒸し暑さが不快な季節になりますが、
是非とも禅寺建仁寺で精神を研ぎ澄ませ、厳かな時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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