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お知らせ

2022.04.01
秀吉も愛した醍醐寺の桜

4月に入り、すっかり暖かくなり、春の陽気を感じられる季節になりました。
各地では花の便りも賑やかになり、ここ京都でも桜が見頃を迎えています。
弊社ではそんな桜の季節にちなみまして、
京都でも有名な世界遺産「醍醐寺」の桜の風景をトップページに掲載させていただきました。

そんな醍醐寺について少しご紹介したいと思います。
京都市伏見区にある世界文化遺産の1つ「醍醐寺」(だいごじ)は200万坪以上と言われる広大な敷地と
多数の国宝や重要文化財があることで有名です。
また境内の桜は平安時代から「花の醍醐」といわれ、天下人・豊臣秀吉が花見をしたことでも有名で、桜の季節はたくさんの人で賑わいます。

真言宗醍醐派の総本山である醍醐寺は874年に弘法大師空海の孫弟子、理源大師聖宝によって創建されたと言われています。
醍醐山全体を寺域とし、山上の上醍醐、山下の下醍醐からなる広い境内を持ちます。
創建後、醍醐・朱雀・村上の三代にわたる天皇の深い帰依によって山上に薬師堂、五大堂、山下に釈迦堂、五重塔などが建立され、山上山下にまたがる大伽藍が調いました。
以後も皇室を始め貴族や武士の支援を得て、秀吉の設計による庭園がある三宝院や国宝の金堂など数々の諸院や種々の堂宇が建立され、
真言密教の中心的寺院として今も多くの信仰を集めています。

この醍醐寺の境内では至る所に桜の木が植えられており、その本数には驚かされます。
慶長3年(1598年)の春、豊臣秀吉が近畿各地から蕾のある桜700本を注文して植え、
贅を尽くした「醍醐の花見」行いました。
朝鮮戦争が泥沼化していたことと秀吉自身がかなり衰弱していたことなど当時の状況から
景気付けに行われたのではないかと推測します。
この桜の会は秀吉最後の豪遊とされ、参会者は千人以上に及んだとされています。

春になると参道の桜のトンネルや三宝院の大紅しだれなど境内を桜が華やかに彩ります。
秀吉が開いた盛大な宴「醍醐の花見」にちなみ、毎年4月の第2日曜日には「豊太閤花見行列」が行われています。
こちらの行事についてはコロナウィルス感染拡大予防措置の状況もあり、今年は実施されるかどうかはまだ発表されていません。
しかし春の夜間拝観は限られた日程ではありますが人数制限を設けて行われております。
まだまだ蔓延するコロナウィルスの状況もありますので、
見物の際は感染対策をしっかり行い、春の京都を満喫してみてはいかがでしょうか。

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