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お知らせ

2022.10.01
今月は西院春日神社の春日祭です

10月に入り、さわやかな秋の風が心地よく感じられる日も増えてきました。
先月大型の台風が過ぎ去った後は少し秋らしい気候になりましたが、
また夏のような強い日差しが戻ってきて、秋はまだまだ先のようです。

秋といえばお祭りの季節です。
今月は右京区西院にあります西院春日神社の『春日祭』についてご紹介したいと思いますが
此の地西院はヤマト本社を構えており、徒歩10分の距離にあります春日神社は、
昔からお世話になっているありがたい神社なのです。

創建は833年(天長10年)、淳和天皇が退位されその住まいを淳和院(西院)に移す際に
勅諚によって、奈良の春日大社より御分霊を迎えて守護神とし、創建されたのが始まりと言われています。
古くから病気平癒・厄除けの御神徳があることで有名です。

平安時代、当時大流行していた不治の病、疱瘡(天然痘)に淳和天皇の皇女、崇子(たかこ)内親王も患われました。
ある日、春日神社の御神前の石に疱瘡のおできが生じたところ、内親王が快復しました。
「石が身代わりとなってくれた!」と人々はその石を「疱瘡石」と名づけ、崇めるようになりました。
以来この石は「霊石 疱瘡石」として毎月1日・11日・15日の3日間に限り特別公開されています。
また、境内にある還来神社(もどろきじんじゃ)は、その名の通り、還って来る(無事戻る)と言う通り「旅行安全」の神と崇められています。
ご祭神の正子内親王が火事に見舞われた際に無事に逃げ帰れたことから、旅の安全祈願所として信仰を集めています。
その事からか現在でも病気平癒・災難身代わりの神とされ、祈祷や守礼を受ける参拝者が全国から訪れています。

また、西院春日神社といえば、冒頭にも記載した10月に行われる大祭「春日祭」です。
10月第2日曜(10月9日(土)・10日(日))には露店も多く立ち並び、多くの人で賑わいを見せます。
春日祭は無病息災、五穀豊穣を祈る秋祭りで、前日から神社近隣には多くの露店がたち並び、両日とも祭典の行列巡行が行われるため、
周辺道路では交通規制が行われるほど大規模なお祭りです。
特に日曜の午後から行われる神輿渡御がもっとも盛大で、西院勤皇隊の維新軍楽列を先頭に、
江戸時代につくられたと言われる絢爛豪華で国内最大級の二基の神輿、
五基の剣鉾、馬六頭、八乙女、稚児、御神宝列など千人もの大行列が西院一帯を巡行されます。
巡行中は春日通の三条から四条間が歩行者専用となり、数百件の露店も並びます。

コロナウィルスの感染状況もあり、今年も規模を縮小して行う予定とのことですが、
状況により中止されるかもしれません。詳しくは西院春日神社へお問い合わせください。

今年は少しづつですが様々な行事が復活してきております。
春日祭に続き、11月には2年ぶりに『西院フェス』なる音楽祭が春日神社の境内で開催されるそうです。
ご興味のある方はぜひご参加くださいませ。
感染状況も横這いではありますが、皆様が安全に様々な行事を楽しめる日が1日も早く来るよう祈っています。

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