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お知らせ

2023.09.01
京都屈指のパワースポット「車折神社」の菊の節句

9月に入りましたがまだ厳しい暑さが続いています。
今年は全国的にも残暑が長く続く見込みだそうでまだまだ暑い日が続きそうです。

そんな暑い中ではありますが、本日は芸能人も数多く訪れることで有名な京都屈指のパワースポット
「車折神社」についてご紹介したいと思います。

京都市右京区、嵐山エリアを代表する神社と言っても過言ではない神社「車折神社」は
芸能祈願を初めとし、様々なご利益があるとされていることで有名な神社です。

平安時代後期の儒学者、清原頼業(きよはらよりなり)を祭神とされており、車折石の伝説で知られています。
後嵯峨天皇が嵐山へ行幸した折、この石の前で牛車が倒れ車の轅(ながえ)が折れたので、
調べてみると頼業を祀った祠があった場所とわかり、この石を「車折石」と呼んで、
「車折大明神」の神号を贈ったことに由来しているそうです。

車折神社の祭神、頼業公は願いを込めると必ず叶えてくれる「約束を間違えない神様」としても信仰され、
商売繁盛や家内安全、金運上昇、縁結びなど、あらゆる願いを叶えてくれるご利益があります。
また「石」に対する信仰が非常に厚く、境内には石をモチーフにした円錐型の立砂がある「清めの社」は
悪運浄化、厄除のご利益が絶大だそうで、近年ではスマートフォンの待受にする人も多いそうです。
また、神主がおはらいをした石が入ったお守り「祈念神石(きねんしんせき)」は持ち運べるパワーストーンで
商売繁盛、家内安全、金運上昇、縁結びなど、様々なご利益があるとされています。

また車折神社といえば15もの末社があり、特に有名なのは芸能神社です。
数多くのアーティストのパワースポットとして知られ、
奉納に訪れた数多くの芸能人の玉垣(名前の記載されている赤い札)がずらりと並んでいます。
玉垣は年々数が増えており、現在では4000〜5000枚程度ではないかとされています。
有名な芸能人の方のお名前が数多く並んでいることから、ファンも多く訪れるそうです。

そんな車折神社では9の字が重なる9月9日を重陽の日として尊び、菊を供える厄除け行事「重陽祭」が
今月も執り行われる予定です。
別名「菊の節句」とも言われ、桃の節句や七夕の節句などと並ぶ五節句の1つの日です。
その中でも9月9日は最も縁起の良い日とされ、かつて宮中でも節句の中で一番華やかに祝われていたと言われています。
祭典はまず、菊の花を神前にお供えし、その後雅楽が演奏される中、宮司が「不老不死」「除災招福」の祝詞を奏上します。
一連の儀式が終わると、女性舞人が「埴破(はんなり)」と呼ばれる舞いを披露。
華やかな装束に身を包み、菊の挿頭(かざし)をつけて、手のひらに乗せた珠をかざし、優雅に舞い踊ります。
雅楽の音とともに舞う伝統的なその姿は不思議な世界観に引き込まれます。
祭典終了後、参拝者、見学者の方には菊酒が無料で振る舞われます。

車折神社は参拝、見学ともに無料です。
是非この機会に訪れてみてはいかがでしょうか。

*現在、公式HPの情報を確認したところ、今年の「重陽祭」は開催予定のようですが、
詳しい開催情報等は車折神社の公式HPをご確認ください。

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