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お知らせ

2023.08.01
幻想的な火の神事「花背の松上げ」

8月に入り、ひときわ厳しい暑さが続いています。
今年は全国的に平年より気温が高く、暑い夏になりそうです。
去年まではコロナの関係もあり、自粛ムードであった夏の行事ですが、
今年は一変してコロナ前の夏が戻ってきました。
各地では一斉にお祭りやイベントなどが開催予定で、京都も色々なイベントで賑わっています。
8月はお盆の季節でもあり、五山の送り火を初め京都でもお盆にちなんだイベントが行われています。
その中でも今回は「花背の松上げ」についてご紹介したいと思います。

京のお盆行事、「花背の松上げ」は京都と若狭を結ぶ若狭街道周辺の山村でお盆の時期に行われる火祭りです。
「松上げ」は山火事を恐れ、火伏(防火)に霊験があるとされる愛宕神社を崇拝する愛宕信仰が起源とも言われています。
例年8月15日に行われ、お盆にお迎えした精霊をお送りすると共に、
火除けや五穀豊穣を祈願し、松明に火が灯されるお祭りです。

河原には1000本の松明が用意され、
中央にはトロギと呼ばれる檜の丸太が立てられ、地上から約20メートルもあるカサと呼ばれる先端に
木の枝や枯れ木などを敷き詰め、大きな傘のようなものを用意しています。

辺りが暗くなる午後8時半ごろ、町内の春日神社から親火をいただくと、
太鼓が打ち鳴らされる中、河原に立てられた1000本の松明に次々と火が灯ります。
高さ約20mの丸太の先に取り付けられた大傘に向け、火をつけた松明を振り回して放り投げます。
そのたびに観客も一体となって気合のこもった掛け声が響きわたり、大傘に火がつくと大きな歓声が湧き上がるそうです。
町の男衆が点火を競い合い、松明を投げ入れる様子は壮観です。
その後、燃え上がった丸太は引き倒され、迫力満点の送り火を体験できます。

京都には他にも「松上げ」をしている場所があり、京都府HPによると、
今回ご紹介した「花脊松上げ」のほか「雲ケ畑松上げ」、「広河原松上げ」が掲載されています。
花背以外は8月24日開催だそうですが、詳しくは各イベントの詳細をお調べください。

今年の「花脊松上げ」は予定通り8月15日(火)に開催予定とのことですが、
こちらも詳しくはイベント詳細をお調べください。

残暑厳しいお盆の最後に是非とも迫力満点の送り火をご見学されてはいかがでしょうか。

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