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お知らせ

2021.11.01
紅葉の名所で知られる京都五山の由緒あるお寺「東福寺」

季節外れのような暑い日が続いたかと思うと急に冬がやってきて、
先日は木枯らし1号も吹き、本格的な冬がやってきましたね。
コロナウィルスもやっと少しづつですが沈静化してきて、京都にも少しづつ活気が戻ってきました。
とはいえまだ気を許せない時期ではありますので、まだ遠出はちょっととお考えの方も多いかと思います。
今月も京都の紅葉を少しでも堪能してもらいたく、
弊社トップページに京都随一と言われる東福寺の紅葉を掲載させていただきました。
そんな「東福寺」について少しお話ししたいと思います。

京都の紅葉の名所のひとつとして知られる東福寺。
境内には約2000本のもみじが植えられ、その紅葉は京都随一とも言われるほど。
この圧巻の紅葉を見ようと毎年多くの人でにぎわいます。
例年11月中旬ごろから色づき始め、11月下旬から12月初旬が見頃です。

臨済宗の東福寺派大本山である東福寺は、聖一国師が開山し、釈迦如来を本尊に迎え、
1236年(嘉禎2年)から1255年(建長7年)の19年をかけて創建されました。
当時の摂政であった九条道家が、京都最大の大伽藍を建立し、奈良で最も勢力を誇っていた東大寺と興福寺に
なぞらえようとの念願で,「東」と「福」の字を取り「東福寺」と名付けられました。
火災によって数度焼失された建物もありますが、その度に再興が行われてきました。

境内はとても広く、見所がたくさんあります。
まず入ってすぐに目に飛び込んでくる「三門」。
室町幕府第4代将軍 足利義持により再建され、国宝に指定されています。
三門とは三解脱門とも呼ばれ 「空門・無相門・無作門」を表しています。
「解脱=さとり」を求めている人は、この門を通り中にお入りなさいという意味だそうです。

そこからすぐ後ろに続く本堂は明治14年(1881年)の火災で仏殿と法堂を焼失。
現在の本堂は、大正6年(1917年)から再建工事にかかり、昭和9年(1934年)に完成したものです。
高さ25.5メートル、間口41.4メートルの大規模な堂で、昭和期の木造建築としては最大級になります。
そして本堂の天井一面には、堂本印象筆の迫力ある巨大な蒼龍図が描かれています。
中には入れませんが、本堂正面の格子の間から覗けます。

そこからさらに奥に続く「通天橋」は境内を横切るように流れる川の周囲に広がる渓谷「洗玉澗」にかかる通天橋で
ここからとてもきれいな紅葉が見られます。
通天橋からの紅葉の景色は「錦の雲海」と言われるほどの絶景で通天橋の趣ある木造と紅葉のコラボもまたとても良い雰囲気です。

毎年人気の夜間拝観も今年はライトアップ拝観ゾーンを昨年より範囲を広げておこわなわれるようですので、昼間に拝観できない方にもおすすめです。
※今年のライトアップは完全予約制ですので、サイトよりお申し込みください
緊急事態宣言も明け、各所への移動も緩和されてきました。
まだまだ油断できない時期ではございますが、
コロナウィルスが収束した際には是非とも訪れてみてはいかがでしょうか。

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