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2024.03.01
平安時代にタイムスリップ!市比賣神社の「ひいな祭り」

日増しに暖かい日も増え、春の訪れを感じる今日この頃。
3月3日は上巳(3月上旬の巳の日の意味)や桃の節句と言われる「ひな祭り」です。
京都各地でも様々なイベントや、寺院でのお祭りが開催され賑わいます。
そんな中でも今月は一風変わった雛祭りが行われる「市比賣神社」をご紹介したいと思います。

河原町五条を南へ行ったあたり、京阪本線「清水五条駅」から徒歩5分ほどの場所にある、「市比賣神社」は、
御神祭が全て女神様ということもあり、古くから女性の守り神として全ての女性の願い事成就や
守護にご利益があると言われています。
特に女人厄除けに絶大なご利益があると有名で、全国からたくさんの女性が訪れています。

市比賣神社の歴史はとても古く、始まりは平安時代、795年に垣武天皇の命により、
平安京の東西2つにあった官営市場の守護社として創建されたと言われています。
元々は堀川の七条のあたりにあったそうですが、安土桃山時代の1591年に現在の河原町五条に移りました。
商いの祖神として現在も全国に分社が祀られており、昭和2年には京都中央卸売市場に守護神として
分社「市姫神社」が祀られ、現在も市場敷地内にご鎮座されています。

そんな市比賣神社は創建以来、歴代の皇后陛下とのゆかりがとても深く、皇后陛下祈願所にもなっていました。
境内に湧く御神水「天之真名井(あめのまない)」は特に人気で、
平安時代、皇室に子供が生まれると、この御神水が産湯に使われていたそうです。
絵馬に願い事を書いて絵馬掛けに奉納し、この「天之真名井」のご神水を飲んで手を合わせると、
一つだけ願いが叶うとされており、別名「一願成就の井戸」とも呼ばれています。
参拝に来られた方はこの御神水を楽しみにされてる方も多いかと思いますが、
現在はコロナの関係で御神水を飲むことはできないそうです。

市比賣神社では、女性の守神ということもあり、3月3日に「ひいな祭り」という神事が執り行われます。
この「ひいな祭り」では一風変わった祭りが行われることでも知られています。
大きな雛壇に「ひと雛」つまり人間が雛人形の姿をし、雛壇に揃い、参拝客をお迎えする「ひと雛勢揃い」が行われます。
さらに十二単の着付けや平安貴族が実際に行なっていたとされる、遊戯の投扇興(とうせんきょう)や貝合わせも体験できます。
この「ひと雛勢揃い」や平安時代の体験コーナーは例年、市比賣神社から程近い「ひと・まち交流館」で行われているそうです。

しばらくはコロナ流行の影響で執り行われておりませんでしたが、
今年は規模を縮小して行う予定のようです。
*詳しくは公式ホームページなど開催情報をご確認ください。

是非この機会に平安時代にタイムスリップして、当時を体験してみてはいかがでしょうか。

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